子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)接種のご案内
子宮頸がんは、子宮の頸部という子宮の出口に近い部分にできるがんで、若い世代の女性のがんの中で多くを占めるがんです。
日本では毎年、約1.1万人の女性がかかる病気で、さらに毎年、約2,900人の女性が亡くなっています。
患者さんは20歳代から増え始めて、30歳代までにがんの治療で子宮を失ってしまう(妊娠できなくなってしまう)人も、1年間に約1,000人います。
子宮頸がんの95%以上が、ヒトパピローマウイルス(以下、HPV)というウイルスの感染が原因です。
HPVは、女性の多くが “一生に一度は感染する” といわれるウイルスです。
感染しても、ほとんどの人ではウイルスが自然に消えますが、一部の人でがんになってしまうことがあります。
このHPVウイルスに感染しないことが子宮頸がんの予防につながると言われており、HPVワクチンの接種が推奨されています。
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)接種予約について
ワクチンを確保致しますので、お電話にてご予約下さい。
0467-75-0005
以下の全てに該当する方は公費助成対象者(無料)となります。
- 寒川町・茅ヶ崎市に住民登録がある方
- 接種日時点で対象年齢に該当する方
(下記の表を参照)
(注)制度対象の方は、母子手帳を接種当日にご持参ください。茅ヶ崎市の方は郵送される予診票をご持参ください。
(注)過去にHPVワクチンを接種したことがある方は予約時にご相談ください。
公費助成対象に該当しない方も自費でのワクチン接種が可能です。料金・予約等はお問い合わせください。
無料(公費助成対象者) | |||
性別 | 対象年齢 | 子宮頸がんワクチン 〔9価〕シルガード |
子宮頸がんワクチン 〔4価〕ガーダシル |
女性 | ①初回接種時 11歳以上~15歳未満 |
2回 | 3回 |
②初回接種時 15歳以上~16歳未満 |
3回 | ||
③16歳以上~27歳未満 (キャッチアップ接種) |
3回 | 3回 |
①②小学校6年生~高校1年生に相当する年齢の女性:誕生日が2008年(平成20年)4月2日~2013年(平成25年)4月1日の方
③誕生日が1997年(平成9年)4月2日~2008年(平成20年)4月1日の女性(過去にHPVワクチン接種を合計3回受けていない方)